Ballantine’s FINEST SCOTCH ¥1,800(30ml)
1960年代末期から1970年代にかけて流通したバランタインファイネスト。
ファイネストといえば、あのいかんともしがたい若い原酒の味わいと、悪い意味で複雑なフレーバー・・・
紳士ジョニー、姫君シーバスと並んで没落貴族という言葉が、現行品には似合ってしまうように思います。
そして特級時代、この1970年代以前のバランタインのスタンダードであるファイネストは、レーズンのような甘い香り、ボディの厚みに余韻の長さがあり、
今スタンダードなスコッチとして定着している商品は、こういう旨い時代があったからこそ定着していると感じます。
シーバスリーガル、ジョニーウォーカー、バランタイン、すべからく70年代以前は旨いの一言に尽きます。
バランタインといえばキーモルト7種類を例えた魔法の7柱(スキャパ、プルトニー、バルブレア、グレンカダム、グレンバーギ、ミルトンダフ、アードベッグ)が有名ですが、
最近はこの7柱のアードベックがラフロイグに変更されていたり、トーモアが追加されていたりと変化がありますが、70年代流通のこのころは、キーモルトは上記、かつてのモノが使われています。まさに古の味ということですね。
東京都中央区日本橋本石町4-4-17青木ビル1階
営業時間 平日:16時30分~24時ラストオーダー
土 :16時30分~23時ラストオーダー
休 日祝
TEL:03-3272-7773
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日本橋 BARPROLOGUE
歴史ある街、日本橋に相応しい静謐な空間で美酒を愉しむ
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